自動車整備士を養成する専門校に外部講師としてお世話になっていることは
ご存じの方も多いかもしれませんが
修了したら「整備士資格」がもらえるわけではなく
2年間の勉強の後 修了後にに国家試験が行われます。
そこで合格すると初めて「2級自動車整備士」と言う資格がもらえます。
勿論私も持っていますww
代表です。
画像にありますが、現在の整備士資格は「2級ガソリン」と「2級ジーゼル」に分かれています。
私もそれですので、もう30年じゃきかない期間その方式だったわけです(笑)
「あれ?」って思いませんでした?
「EV」とか「ハイブリッド」とかはどうなってる??ってなりますよね!
そこで、今日のタイトルです。
※以下引用
自動車技術の進化に対応するため、一級自動車整備士(総合)をはじめとした電子制御の内容を含む資格を設定するなど、自動車整備士の資格体系や養成課程を見直します。
と国土交通省から昨年の5月に発表されました。
先進技術や電動車の普及 自動車整備士不足などの背景から①自動車の変化・自動車技術の進展に伴う対応、②自動車整備事業に起因する対応の観点で検討を行った。
さらに、近年の整備人材不足への対応として、③自動車整備士の魅力を向上する対応の
観点も加味して検討を行うこととした。
と記載されています。
解りずらいですかね?
一番身近なところで言うと「2級資格」は「ガソリンだのジーゼルだの」は無くなって
2級自動車整備士(総合)
となるようです。
二級については、教科書の完成予定が令和6年9月であり、指導員が新たな教科書に
よる教育を実施するための準備期間を考慮すると、令和7年度から一養の養成課程が開
始され、専門学校等の修業年限の2年後の令和8年度末に新制度における養成課程が修
了した者に対して登録試験を実施することとする。
となっていますので、もう少しすると専門校の方でも教科書及び実習等の内容が変わってくるんですかね?
いずれにしても、整備業界にまた新たな波が来そうです。
どの業界もそうなのでしょうが、整備業界も人材不足は待ったなし!ですので
「制度見直し」が少しでもいい方向に進むことを期待します!!
「あれ?代表は1級整備士じゃないの?」と思った方もいるかと思いますが
私が取得した時は「2級」までしかなかったんですよ!!
と、その話はまた 後で
今日は少しだけまじめなお話でした!(笑)