玩具箱車屋

自動車整備、板金塗装を中心にデザインも手掛けるTOYBOXブログ

来年から

3連休とは無縁(寂) 代表です。

 

ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが

来年令和6年8月1日から車検時の検査基準が変わります。

画像をご覧ください。

画像は軽自動車検査協会HPからの引用

要は平成10年9月1日以降に制作された(一部除く)車両について

ヘッドライトの検査は「ロービーム」でしか検査しません!ダメな場合は車検通りませんよ!!と言う事なのですが・・・・

 

初めて聞いた方にとっては「?」となりますよね?

検査基準に適合してなきゃ、それダメじゃん!と思いますよね?

実は今現在 検査場に持ち込んで「ロービーム」がダメな場合は「ハイビーム」を測定しなおしてそちらがOKであれば「合格」がもらえるという措置(平成27年9月から)があり それで運用されています。

「へぇ、でも私には関係ないわ」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが・・・

実際に、車検の検査時に「レンズ面の劣化」や「内部リフレクタの劣化」や「性能の悪い社外バルブに交換してある」などにより 普通にロービームが不合格ということがあります・・・・

このうち

「レンズ面の劣化」についてはレンズ面の清掃磨きなどで

「性能の悪い社外バルブに交換してある」についてはバルブを交換するなどで対応が出来ますが・・

「内部リフレクタの劣化」については、「ヘッドライト交換」が一般的です(泣)

※画像は国土交通省四国運輸局のHPから引用

特にこの「カットライン」と言うのが出ない場合

「内部リフレクタの劣化」の可能性も出てきます。

レンズ面の清掃磨き、バルブの交換(安価)で済めばいいですが・・

「ヘッドライト交換」(高価)の可能性が出てきます・・・・

殆どの場合両側交換になりますのでかなりの出費なる場合がございます。

因みに現行タントのヘッドライト片側52.500円(税別) 現行ノートのヘッドライトLEDの方は片側118.000円(税別)ハロゲンだと片側27.500円(税別)・・・これに交換工賃が掛かります。参考までに

 

始まってみないとわからない部分もありますが 古めのお車は勿論、初回車検でも「カットライン」が怪しいなんて車の情報もあってかなり心配しております。

検査の結果不合格の場合 交換となるとお客様にご請求する金額も全然違ってしまうのは勿論 部品の手配等も含め車検でお預かりする期間も長くなってしまいます。

場合によっては「そんなにかかるんじゃ買い替えた方がいいのかな」と言う話にもなりかねない  と、言うより国がそうさせたいんじゃないかと勘繰ってしまいます。(私の主観です)

と、言うことで来年8月からの話ですがどうなることやら?なお話でした。

勿論新しい情報が入り次第報告しますので宜しくお願いいたします。