玩具箱車屋

自動車整備、板金塗装を中心にデザインも手掛けるTOYBOXブログ

特定整備事業(電子制御装置整備)の認証の続き

お盆休みに入りましたが、工場の片づけや何やらでメリハリが無い代表です。

 

今日はお盆休みの読み物的なお話を

 

ご存じの通り、業界は「大きい車屋さん」の話題一色です・・・

次から次へ、悪い話が出過ぎていて・・

内容については触れませんが、「業界のイメージ」・・・

きついですね。

色々な影響があるとは思いますが、私個人的に心配しているのは

元々、言われていた整備士不足に更に拍車が掛かるのでは?という事

ここまで「業界の闇」的な話が明るみになってる業界を希望する若人は少なくなるのは必然ですよね。

厳しいです。はい。

 

そんな中 

こんなFAXが届きました。

自動車特定整備事業の認証がおりました。

 

toyboxjp.hatenablog.com

以前にこんな記事を書きましたが、その後に行った申請が通った形になります。

休み明けに認証書類 看板等が揃う予定です。

今回の取得に当たり必要な工具を揃えたり講習を受けたり

それなりの「お金と時間」が掛かりました。

 

それと、先日講習を受けてきたのですが

自動車の電子的な検査(OBD検査)というのが令和6年10月より開始されます。

www.mlit.go.jp

↑詳しくはリンクをご覧ください。

簡単に言うと

令和6年10月から、自動車の検査(車検)において、衝突被害軽減ブレーキ等の自動運転技術等に用いられる電子制御装置の目に見えない故障に対応するための電子的な検査を開始します。

と言うことです。

従来の車検に加えてこの検査が加わるということです。

 

すでに車検時の手数料が令和3年10月1日以降、1台あたり一律400円値上げされています。

「自動車メーカーが提供する故障診断に必要な情報管理、全国の検査場(車検場)や整備工場が利用する情報システムを運用していくための費用として、自動車の検査の際に支払う法定手数料に、(独)自動車技術総合機構の技術情報管理手数料が追加されます。」となってます。装置がついてなくても払うんですけどwww

 

で、画像の話に戻りますが

このOBD車検についての説明会に参加した時の資料になります。

この検査を自社でやることで持ち込み車検(検査場に行って検査する)の時に省略できるようになるんですが、今回も例によって診断機器の導入が必要となります。

 

8/10時点で使用できるスキャンツールは4機種

中々ハイスペックな機種のみです(^^;

www.jasea.org

当店も特定認証の取得に合わせて診断機を新規導入したばかりですが

その診断機は、こちらの検査用スキャンツールとしては(今のところ)使えないようなので・・・・

また、買う必要があるのかな???

投資した分 収益が増えるのであれば、直ぐにでも導入したいところですが

そういう部分でもないので、暫くは様子見になりそうです。

(指定工場さんは必修ですが、認証工場は任意なので)

 

「大きい車屋さん」の話から 当店の「極小な話」になりましたが(笑)

車屋さんも経費はそれなりにかかります。

設備投資以外にも 今月は整備工場の保険や板金見積もりソフトの支払いで具体的な出費がありましたよww

整備工場として、営業する以上は必要な経費ではありますが

特定認証 OBD検査と 

進化する車に追従しながら継続するのは大変ですね!(他人事 (笑)

 

今回の「大きい」ところの報道がらみで変な感じになってますけど

「利益」を出していかないと「かかる経費」が賄えませんので

ご理解ください。

ううん、まとまりのない文章になってしまいましたが・・・

変革期を迎えている業界の波に揉まれまくってる車屋のお話でしたwww