暑さ対策のネッククーラーが手放せない代表です。
https://item.rakuten.co.jp/thanko/c/0000000712/
具体的に首が冷えるので重宝しております!
それはさておき、今回のお題は「エアコンが効かない!」とのことで入庫したいすゞのエルフ。
どぉ~こおまぁでも!はぁ~しれ走れ!ですが???
エアコンが効かないと辛い・・・
職人さんのダンプですので、移動や休憩時に車内が冷えないのは死活問題です。
「少し前に他店で診てもらった」
「少しだけ冷たい気がするけど日中の暑い時は用が足りない」
との情報をもとに
状況を確認しましたが、
「そもそも、風量が少ない」
「少し冷たいけど冷えてない」
なので
まずは当店お勧めのエアコンガスクリーニングをセッティング!
同時進行で「風量が少ない原因」を探ります。
実はこの時点でほぼ確実にそうだろうな?と言う予想は出来ていたので
確認になりますがww
スコープを使ってエバポレータの状態を見ます!
ピントがイマイチで解りずらいかもですが、すべて汚れになります(怖
このエバポレータと言う部品 ここが冷たくなって風が通過して「吹き出し口」から
「冷たい風」が出てくるようになっているのですが
「冷たくなる」と言う事は結露するんです!
そう!氷入りのジュースを入れたコップの周りが濡れてくるあれです。
だから、エアコン使うと車両の下から水がポタポタ垂れてくるのですが・・・・
話を戻します。
現在の乗用車ではほとんどの車に装着されているエアコンフィルタは、風を作り出すファンとエバポレータの間に装着され「汚れ」を除去してくれますが
↑エアコンフィルタの一例
エアコンフィルタのない車両の場合 ファンでつくり出した「風」(汚れまじリ)が直接エバポレータに送られます。
この時エバポレータが結露(濡れている)していると言う事は「汚れ」を吸着してしまいます。
これが、スコープで覗いて見えた汚れの正体です(汗)
汚れの堆積が凄すぎて「風の通過」が出来ないため「風量が少ない」わけです。
と言う事で選択肢はエアバポレータの洗浄です。
一番いいのは単品にして丸洗いです!でも・・・
単体にするには、かなりの部品脱着が必要になるため 今回は車載での洗浄で行きます!
洗浄液で一度目の洗浄、かなり取れた感は有りますがまだまだです・・・
二度目・・・・まだまだ取れます。
バケツの底には完全な泥が(汗)
結局3回の洗浄からすすぎを経て
こうなります!!
最初のエバポレータの画像ではこのフィンが分かりませんでしたよね!
当然ですが、お預かりした時とは比べ物にならない風量になりました。
当ブログの読者の方はご存知の
エアコンガスクリーニングとワコーズパワーエアコンプラスの効果も相まって
吹き出し口温度は9.4℃
外気温31℃ですのでまずまずの冷え具合です。
仕上げにオゾン消臭&除菌も行いました。
これで、今年の夏は凌げますね!!
「エアコンが効かない」と言っても原因は様々ですので
全ての「効かない」が今回のやり方で治るわけではありませんが参考にして頂けると幸いです。
また、このエバポレータを通過した「風」が吹き出し口から出てくるわけですから衛生的にしておいた方が良いと言う事は容易に想像がつくかと思います。
特にエアコンフィルタの装着が無いお車の場合は定期的に点検、洗浄することで「堆積」する前に綺麗にできます。
エアコンの効きがイマイチな方、今までエアコンのメンテナンスをしたことが無い方
お問い合わせ ご依頼お待ちしております。
今回も懲りずに動画にしてみました。
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次回をお楽しみに!