玩具箱車屋

自動車整備、板金塗装を中心にデザインも手掛けるTOYBOXブログ

ノックスドール施工 Q&A

先日の連休前あたりからお問い合わせが増えてメール返信等も頑張っております 代表です。


ノックスドールの施工を多数ご依頼いただきましてありがとうございます。

当店のHPをご覧になりお問い合わせいただくことが多いのですが、よくあるご質問についてをQ&A方式でお答えします。



 

ご依頼時の参考になれば幸いです。

 

Q1:施工すればさびないですよね?

A:施工した車両が絶対に錆なくなるとは限りません。いきなり衝撃的かも知れませんが地球上にある限り「酸化」から逃れることはできません。錆び易いポイントを押さえての施工を行いますが限度があります。誤解を生むかもしれませんが無施工の車両より錆の発生は大幅に少なくなりますが完全に防ぐことはできませんと言うのが当店のスタンスです。(HP内にも記載しております)

ですので「さびません」と言うのは無理がありますので物理的に限度があることをご理解ください。

勿論皆様の大切な愛車を錆から守れるようノックスドールの知識、施工方法等ノックスドールの日本総代理店(株)創新と情報交換を欠かさず行って最新情報の入手に努めています。

 

Q2:下回り全部黒く塗るんですよね?

A:アンダーボディは黒く塗りますが 塗らない部位もございます。基本的に回転部位(プロペラシャフト、ドライブシャフトなど)発熱部位(エンジン、マフラ、ブレーキ)トランスミッションなどのアルミ部位と共にサスペンションも異音の原因となりうるのでノックスドール非推奨となっております。脱着交換できる部位は塗らないというイメージです。ここを誤解されている方が多いです。

エンジンルーム付近のメンバ等も影響がない範囲までです。燃料タンクも樹脂製の物は施工しません。お客様の使用用途、ご要望により非推奨部位への施工も可能です。マフラー、ブレーキドラムには耐熱塗装(ノックスドールではありません)を行います。部位によりカラーレスの300を使用することもございます。

「黒くなるのが嫌」という方には油性無溶剤タイプの300で施工することも可能です。

 

Q3:900と1600の違いは?

A:900が標準皮膜 ファイバー入りで厚塗りが出来る1600 防錆性能は同等です。

豪雪地帯や悪路走行等使用用途が過酷な場合は1600をおすすめします。通常使用であれば900の方で良いと思います。1600は厚塗りする分割り増し料金になります。使用用途、お好み、ご予算で選択してください。

 

Q4:施工までの流れは?

A:施工前に打ち合わせを必ず行います。直接ご来店頂き打ち合わせ出来れば1番ですが遠方の方は電話、メールなどで使用方法 ご要望などを聞かせて頂き 施工内容、概算見積もり等ご納得いただいてからの施工となります。トラブル防止の観点からも打ち合わせを必ずさせて下さい。その際わからないことやご質問等ございましたら何なりと申し付け下さい。

Q5:保証書はありますか?

A:「保証書」の発行はしていません。施工後「施工証明書」を発行いたします。
施工不良による剥がれ等は 無償で行いますが、飛び石等ではがれが生じた場合は有料で施工となります。

定期メンテナンス(年1程度)も有料になりますが、ご利用下さい。

 

Q6:施工時期におススメはありますか?
A:特にございませんが「真夏」は施工者がバテてしまうため施工できません(笑)

ウィンターシーズン前等は予約が多いためご希望に添えない場合もあります。

通常業務(車検等)のお客様の都合により日程が前後する可能性があります。

また、先着順となりますのでお問い合わせ時に空きがあっても 予定が入る場合がございます。予めご了承下さい。

 

 

Q7:ディーラーオプションでの施工との違いは?

A:新車ディーラー様により施工の材料、方法も様々なので一概には言えませんがアンダーフロア中心部に施工するのみでインナー防錆は行っていない場合が多いです(当店調べ) 外側の防錆に目が行きがちですがインナー防錆は当店の施工の中でも重視しているセクションです。ディーラーで施工してもらったたけどイマイチなのでとお持ちになる方もいらっしゃいます。

 

Q8:アンダーボディは完璧に黒く塗りますよね?

錆び易いポイントを押さえての施工を丁寧に行いますがスプレーの特性、アンダーボディの形状、マスキングの範囲などから塗り切れない部位もあります。Q1.2にも通じますが「みばえ」ではなく目的はあくまで「防錆」です。「塗分け」により画像のようになる部位もございます。300(カラーレス)もしくは700,750(色なし)も使用しております。「完璧に」塗るのであれば、あらゆる部位(エンジンや配管,配線等)を外しての施工となり現実的ではありません。そういった部分もご理解いただける方の車両に施工させていただいております。過度に神経質なご依頼には対応しかねます。

Q9:アンダーパネルを塗ると車の価値が下がると聞きましたが、本当ですか?

一部でそう言った情報もあるようですが、真相は わかりかねます。美観を損ねると感じる方やそもそも黒くなるのに抵抗がある方は、Q11に紹介している300(半透明タイプ)もございますが 施工後の査定価格については保証しかねます。施工の目的はあくまで防錆ですので 気にされるようであれば、施工はしない方が良いと思います。

toyboxjp.hatenablog.com

追記しました。2024/02/18

 

Q10:車は○○なのですが、施工金額はいくらですか?

基本的に、打ち合わせにて車種、状態、用途、ご要望等をお伺いしてから施工内容を決定し そこから概算見積もりを作成させていただいておりますので「いくら」とすぐに回答できません。

あくまで参考ですが「参考価格」をHP内に記載しておりますのでそちらをご覧ください。

新車なのか中古車なのか?メイン塗料は900なのか1600なのか?マフラーの耐熱塗装やバンパ脱着等のオプションを選択するのか?等々によっても変わります。「よくわからない」という方は「こういう用途でこうしたい」と言っていただければ施工内容のご提案もさせて頂いております。
中古車にも施工可能ですが、汚れが酷い場合や錆の発生が見られる場合は別途費用が掛かります。

Q11:900と1600しかないんですか?

当店でメインに使用しているのは900.1600ですが、ご要望があれば他のタイプでの施工も可能です。

300 浸透性が高く既に錆が発生している車両など向き。ワックスのまま乾燥せず、ゆっくりとハードワックスの様な表面になります。黒と半透明の色が選べます。黒くなるのが苦手な方や、中古車で既に発生している錆の状況を確認しながら乗りたい方向け。

1100 水性で乾燥する皮膜は強い密着性があり弾力性、柔軟性に富んだ耐チッピング性に優れたタイプ 新車向き。黒色。

3100 1100同様の水性で推奨被膜1~2.5mmと厚塗りが可能なため高制振性、高チッピング性に優れる。新車向き。色は基本ベージュですが黒も有り。(私の主観ですがデットニング効果は期待しすぎない方が良いです)

※施工に際して溶剤の金額 施工法等が違うため金額設定が異なります。

 詳しくはお問い合わせください。

 

Q12:〇月〇日に納車なのですが、直ぐに施工できませんか?

予約を頂いた順に施工をさせて頂いております。予約状況により直ぐには対応できない場合もございますので予めご了承ください。また、おおよその受付時期はHPトップページに記載しておりますのでご参照ください。

 

まだほかにもありましたら、追記していこうかと思います。

特にQ1については文章化すると思いが伝わり切れないかも?誤解を生むかも?との懸念もございますが書かせていただきました。

その他不明点、疑問点等ございましたら何なりと申し付けください。わかる範囲で回答させていただきます。

 

いかがでしょうか?
参考になりましたでしょうか??

ご意見ご要望もお待ちしております!

 

※2022年11月15日 Q8追記

 2023年1月31日  Q9追記

 2023年5月7日   Q10追記

 2023年12月16日   Q11追記

 2024年02月16日                 Q12追記