代表です。
当店のサービスカー兼任のジムニー号ですが
うちに来てから2度目のA/T不良を発症しまして・・・
1度目は、「シフトアップしない」
で
点検したところ
「オートマジムニーあるある」でもある
「ATコンピュータの電解コンデンサーの液漏れ」
(調べれば沢山出てきますのでソチラでご確認ください)
対応は群馬県にある株式会社キャニーエクイップ(CannyEquip Inc.)
さんにて修理していただき正常に戻ったので快適に乗れていました。
ところが最近
「シフトアップしなくはない。けど、ちょっと引っ張りすぎw」
これは・・・
と言う事で、点検!
A/Tコンピュータは修理済み(OK)
↓
シフトアップはしないわけではない(ソレノイドOK?)
↓
うちに来てすぐにATFは交換済み(OK)
↓
A/T交換か????
↓
イヤイヤ それは避けたいぞ!
↓
変速機内で吸い上げたスラッジがいたずらしていると推測
↓
オイルパンはがしてみる
↓
オイルパン内はそれはもう・・・沢山のスラッジがw
小さなマグネットがフルード内の鉄粉吸着の為張り付いているのですが
「もうおなかいっぱい」でした。
楽しくなってしまい、夢中で掃除したので
・・・画像は清掃済みのオイルパンになります(笑)
これで、復活か!
よし!
と、ここまでで終わりのつもりでしたが
「せっかくならバルブボディ内も」と頭の中で小人さんがつぶやきます!
で
ピンクの滴(ATF)がついてる付近がバルブボディです。
で、結局 小人さんに従い降ろしますwwばらしますww
迷路のようになっているところをATFが流れるわけですが
良く見ると「行き止まり?」部分とかに濃いめのスラッジが!
念入りに清掃します!
6つ?見えるパチンコ玉wwも重要部品なので慎重に。
バルブボディが外れた状態のA/T内。案外綺麗です。
清掃後 組みつけます。
真ん中付近に見えるストレーナも念入りに清掃しました。
ATFの補充 今回はケンドルクラッシック。
www.kendall.jp
A/Tのタイプに合わせて各種使い分けていますよ。
で、油量調整してから試運転にGO!
なめらかなシフトアップに復活。
不調が出る前よりもフィーリングもよくなりました!
今回の作業は今調子が良い車にはお勧めしませんし
全てに当てはまるわけではありませんがオイルパンはがしての清掃とストレーナの清掃もしくは交換 やってみる価値はあるかもしれませんね。
興味のある方はお問い合わせください。
おまけ
オイルパンに使用されているガスケット。
久々のコルク?のタイプでした。※トルク管理大事
最近ちょっと車の整備関係真面目?に書いてますwwww
次回もお楽しみに!